ピッコローミニ家の図書室、です。
入場料がかかりました。当時3ユーロ。
長年閉ざされていた部屋だそうで、フレスコ画の色彩も鮮やか。
壁も天井も金がふんだんに使われていて本当にすごいです。
展示ケースに並ぶ聖歌集Miniatiは1400年代のもの。
昔はコピー機なんてないから聖書を手書きで写していたんだそうです。
その作業自体が神に仕える仕事とされていたそうですが、気が遠くなる作業です。
カラフルなイラストや装飾が満載の楽譜でした。
私には全然読めませんが…。
歌うとどんな曲なのか、聞いてみたいですね。
壁に描かれた大きな絵の部分が少しへこんでいるように見えますが、実は平面でした!
こういう技法やだまし絵って大好き。楽しいです。
天井の模様も美しいです。
細かくじっくり見たいのは山々ですが、なにしろずっと上をむきっぱなしというのは首に負担がかかります。
これを描いた人は大丈夫だったのか??
ミケランジェロはバチカンのシスティーナ礼拝堂の天井画を描いて、膝だかを壊したと聞いた覚えがありますが、実物を見たときに、そりゃ~そうだよな、と思いました。
昔は灯りがろうそくの火だったので、すすで壁や天井が劣化するケースが多いそうですが、この部屋は書籍を収納するための部屋だったのでろうそくなどをほとんど使っていなかったとか。それが幸いして、今でもこのとおり、美しい状態が保たれているのだそうです。
シエナのドゥオモ、見ごたえありました。
満足☆満足☆★☆
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